ハビット整体院では筋膜を施術と姿勢、動き方を整える事で不調からの早期回復と不調の戻らない身体を目指します。

前項の「筋膜について」で筋膜の硬くなる原因に

①同じ姿勢や動作の繰り返し

②強い負荷がかかり続ける

を挙げましたが、デスクワークや長時間の運転等、同じ姿勢が続くと筋膜はその状態で硬くなり、姿勢の崩れにつながります。姿勢が崩れた状態と言うのは正しい関節位置からずれた状態で、筋肉は正しい関節位置だと適切な筋力を発揮できるのですが、関節位置がずれた状態では適切な筋力が発揮できず、同じことをしていても筋膜に負担のかかりやすい状態になってしまいます。

そして筋膜に負担がかかり続ける事でより筋膜を硬くしていまい、不調へとつながるのです。

そのため、硬い筋膜を整える事で一時的には不調が楽になりますが、もともとの姿勢や筋力によっては姿勢や動き方を整えないとすぐに硬さが戻ってしまい、不調を繰り返してしまうのです。

また、姿勢や動き方と言うのは脳が制御をしているため、脳が適切に働いている状態でなければ適切な姿勢や動き方を行うことはできません。脳については別の項目で詳しく説明をしますが、ハビット整体院では運動によって脳に刺激を送り姿勢や動き方を変化させることで不調からの早期回復と、不調の再発しない身体作りの両方を目指します。

姿勢や動き方の崩れてしまう原因としては

①脳の機能低下

病気ではないのですが、呼吸、栄養の不足、脳への適切な刺激の不足、ストレスなど様々な原因で脳の機能が低下すると上手に身体のコントロールをする事ができなくなるため、姿勢や動き方の崩れの原因になります。

②感覚機能の低下

脳の機能低下にも関連しますが、身体のどこにどれ位力が入っている、身体はどの位置にあってどの様に動いているかを把握する感覚の事を「体性感覚」と言います。普段の生活で力を入れる機会が少なかったり、身体をコントロールする機会が少ないと体性感覚を感じ取る能力が弱くなってしまい、適切な姿勢を保持できなくなります。するとガチっと身体を緊張させた姿勢を取り不調へとつながります。

③視機能

視力検査で測る視力と言うのは「遠くのものを見る」能力で、眼の機能と言うのは「動くものを追う」、「瞬時に視線を動かす」、「自分は動いているけど目線は固定する」、「一点を集中してみる」、「広い範囲で物を見る」など様々な能力があります。現代人はスマホやPCなどによって「狭い範囲で一点を集中してみる」のに特化した眼を使い方をしていて、他の能力が弱くなりやすくなっています。人間は情報の８割を視覚から入れているとも言われているため、眼のコンディションが整っていたなと身体の問題を解決できないケースもあります。

④筋力不足

そもそもの筋力が足りていなくて姿勢を保持できないと言うケースもあります。そのような場合には適切な運動を繰り返し行う必要があるため、不調の回復からは時間を要します。

それぞれの項目に付随する問題があるため挙げればキリがないのですが、大枠で言うとこの様になります。ハビット整体院ではこれらにアプローチを行う事で不調の根本改善を目指します。